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2013年3月 3日 (日)

続・誰も語らなかった「台湾日本帰属説」を語る!(暫定版)

高校入試があるので、急いで書いています。若干の間違いがあっても許してください。(まあ、中学生に正確さを求める人はいないでしょうし、同級生は見ないでしょうから)


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それでは、台湾問題に関する主張の解説です。


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A台湾中国帰属説

A1台湾は中華人民共和国の領土である。(台湾中共帰属説)
A2台湾は中華民国の領土である。(台湾国府帰属説)
A3台湾は本来中華人民共和国の領土であるが、アメリカ合衆国によって軍事占拠されている。(台湾米国占拠説)

B台湾帰属未定説

B1台湾の帰属先は台湾住民が決定でき、その時に米国の占領状態から解放される。(台湾主権帰属未定説)
B2台湾の主権は台湾住民に帰属しているが、中華民国の残党により不法占拠されている。(台湾主権台湾人民帰属説)

C台湾日本帰属説

Cは私が初めて主張した説です。従って、問題はAとBが正しいのか、もしくは私の説よりも優れているのか、ということになります。

細かいことは省いて結論から言います。

Aの問題点

①1943年に中華民国、米国、英国の3国はカイロ宣言を発表し、「右同盟國ノ目的ハ日本國ヨリ千九百十四年ノ第一次世界戰爭ノ開始以後ニ於テ日本國カ奪取シ又ハ占領シタル太平洋ニ於ケル一切ノ島嶼ヲ剥奪スルコト並ニ滿洲、臺灣及澎湖島ノ如キ日本國カ清國人ヨリ盗取シタル一切ノ地域ヲ中華民國ニ返還スルコトニ在リ」と宣言した。

②そして、「清国人ヨリ盗取」した(カイロ宣言)ということは、日本に不法行為があったということであり、国際法上不法行為によって権利は取得できない以上、日本が敗戦後、台湾や澎湖諸島が(清国の継承国たる)中華民国に返還されるのは当たり前のことと中国は主張している。

③しかし、その『カイロ宣言』は無効である。(竹下義朗「60.『ポツダム宣言』は無効だ!! 終戦秘話-其の弐-(1999.8.22)」http://ameblo.jp/nyaonnyaon/entry-10130167707.html参照)

④また、中華民国は清国の後継国ではない。(竹下義朗「108.「中華民国」は清朝の後継国家では無い (2002.11.7)」参照)よって、台湾が中国に帰属するとの主張には法的根拠はない。

Bの問題点

帰属未定の無主地はそこを実効支配している国の先取地となると国際法上の慣例で決まっている。台湾は中華民国の後継政府によって実効支配されており、帰属未定との説に根拠はない。また、台湾の主権が「政府」と切り離された人民にあることは考えられない。(領土は主権国家に属する)

以上の問題点がある両説に対し、私の考えは比較的妥当であると思われる。

詳しくは高校入試が終わってから語る。


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