騙される国民、騙すマスコミ
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私を抜いて、人気ブログランキング第二位になったKOSUKE氏のブログにもあったが、遂にロシアが北方領土の二等分案を提案したらしい。これで、歯舞諸島、色丹島、国後と択捉島の一部が返ってくる――というのは、実はガセネタだった。
安倍首相が否定した。
あの、KOSUKE氏が述べたことで、信じた方も少なくなかったと思われる。
特に、『朝日新聞』をはじめとする、権威あるマスコミが報じたことも大きかった。
だが、現実にはこのようなガセネタはよくあることだ。
さらに、意図的な誤報もある。
例えば、陸山会事件のときに、石川議員が虚偽記載を認めただの、石川議員が裏金を受け取る現場を見ただの、いろんな、怪情報が出回った。
それを、マスコミはTVや新聞で大きく取り上げた。
仮にそれが、検察からのリークであるとすれば、違法に手に入れた情報であり、それこそ刑事事件である。
しかし、実はこの国のマスコミは、警察や検察以上の権限を持っている。
小沢一郎を検察は不起訴にしたのに、マスコミは「小沢は怪しい!」というキャンペーンを張って、遂に無罪の小沢一郎を強制起訴にしてしまった。
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大津市のいじめ自殺のときは、逆に、教育委員会へ強制捜査に踏み切った警察を批判することを始めた。
その結果、「教育現場に警察は介入するべからず」という決まりをマスコミが作ってしまい、いじめ問題は逆に深刻化した。いじめを奨励しているのは、日教組の教師や人権擁護委員であり、警察が介入できないとなると、人権擁護委員が調査権を持つことになるからである。
こうした、マスコミの行動は正しいのだろうか?
確かに、マスコミの功績もあるが、巨大な権力は暴走する事がある。大東亜戦争を支持したのは当時のマスコミであった。
再び、戦前のような事態に陥らぬためにも、我々はマスコミに盲従してはいけない。
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