平等にして、差別があるのが大調和
処を得ない処に、調和は、ない。
平等にして、差別があるのが大調和、と雅春先生は言われた。
谷口雅春先生の『人生読本』には、こういう話がある。
ある僧侶が、「すべての生き物は皆、兄弟であり、神の子・仏の子である」ということを、悟った。
そして、彼は、毒蛇をも仏として拝み、座席に上げて兄弟として扱った。
毒蛇も、そんな僧侶に懐いたので、「大調和」の姿が現れたかのように見えた。
――しかし、それは、間違いだった。
ある日、毒蛇は、間違えて、僧侶を殺してしまったのである。
僧侶にも、毒蛇にも、悪意は、ない。
しかし、無差別平等の愛は、本当に命を生かすわけでは、ないのだ。
政治にせよ、宗教にせよ、「処を得ない処に調和はない」ということは、重要なポイントである。
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