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2016年9月 6日 (火)

『古事記と現代の預言』(谷口雅春先生)を読む(1)


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「日本国実相顕現の御教え」を考える上で、大聖師・谷口雅春先生の『古事記』解釈は、極めて重要なものであることは、異論を待たないと思います。

しかしながら、いわゆる「生長の家原理主義者」の方々が聖典視している『古事記と日本国の世界的使命』という本は、『生命の実相』神道篇の第一章だけを原理主義者の人たちが抜き出して出版したものであり、その内容については、戦後になって雅春先生が改められた部分もあるのです。

生長の家の公式HPには、次のようには記されています。

谷口雅春先生は戦前の古事記講義に削除や加筆をされ、戦後に発刊された『生命の實相』等の著書の中で、より新しい解釈を発表されています。

『生命の實相』頭注版第十二巻、『限りなく日本を愛す』『古事記と現代の預言』 の著書では、戦前とは違う新たな内容を加えた古事記の解釈が行われています。

(宗教法人生長の家「『生命の實相』神道篇出版に関する本部見解」より)

『古事記と日本国の世界的使命』なる本の問題点については、外部の方が「生長の家原理主義とは:「古事記と日本国の世界的使命」の妄想」という文章を書かれておりますので、関心のある方はそちらを読まれたらいいと思います。外部の方にしては、生長の家に好意的な視点で記されています。

もっとも、この方も『生命の実相』神道篇の「第一章」しか読まれていないようです。何しろ、著作権を握っている原理主義者の皆様が、自分たちに一番都合のいい第一章だけを抜き出しているので、市場には第一章しか流通していないのが現状だからです。私は、『生命の実相』神道篇の本物を入手することができたのですが、第二章以降では当時の軍国主義政府による思想統制を遠回しに批判する部分があるなど、検閲下における大聖師の抵抗と苦悩の跡が見て取れます。

さて、繰り返しますが、『生命の実相』神道篇の内容の一部については、戦後になって雅春先生が一部、訂正をされており、それが、『生命の實相』頭注版第十二巻、『限りなく日本を愛す』『古事記と現代の預言』 の、三冊に反映されているわけであります。

従って、生長の家の正統な『古事記』解釈については、教団の公式HPにも書いてある通り、『生命の實相』頭注版第十二巻、『限りなく日本を愛す』『古事記と現代の預言』 の、三冊を基に行う必要があるのです。それを、『生命の実相』神道篇の「一部、抜き出し」を「聖典」として崇めるなど、以ての外です。


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さて、『生命の實相』頭注版第十二巻については、守旧派権力(特に、いわゆる「司法ファシズム勢力」)による宗教弾圧により発禁処分となっていますが、講師試験でも使用されるので、お持ちでない方でも誌友会等で閲覧する機会は、比較的多いと思います。生長の家の教化部や道場には、『生命の実相』は必ず、全巻おいてありますし、私の母校である龍野高校にも、『生命の実相』は置いております。

『限りなく日本を愛す』は、最近の生長の家ではあまりテキストとしては使用されませんが、世界聖典普及協会のHPから購入可能ですし、生長の家宇治別格本山の聖典頒布所にも置いてあります。

こうした中で、一般の生長の家信徒、特に私のような若い信徒の手には、中々手が届かないのが、『古事記と現代の預言』です。

こういうと、総裁先生や本部講師が『古事記と現代の預言』の話をしていないのが悪い、とか、教団のインターネット講師のブログを見ても『古事記と現代の預言』なる本は出てこないではないか、教団は雅春先生のご著書を否定しているのではないか、とかいう批判が出てきそうですが、それは、大きな誤解です。

今の生長の家では、『古事記と現代の預言』の内容を伝えることに、重点を置いていないだけの事であり、生長の家総裁・谷口雅宣先生も、必要があれば、ご著書やブログで『古事記と現代の預言』からの引用を記したりしています。

ただ、今の教団としては、地球環境問題がここまで深刻になった以上、生長の家の立教以来の悲願である「自然との大調和」の御教えに重点を置かざるを得ない、という現状があるわけです。

私は、これまでにも言ってきましたが、『大日本神国観』という聖経では、天皇陛下よりも先に大自然への感謝の言葉があります。自然との共生なくして、日本国の実相顕現は、決して、ありえないのです。

だから、「現象は時間と空間の制約を通して実相が展開する過程」(『観世音菩薩賛歌』)ですから、今の教団には、『古事記と現代の預言』よりも地球環境問題の解決に力を注ぐという使命があるわけで、この問題で教団を非難するのは、筋違いもいいところでしょう。

では、どうして私が今回のブログを書くことにしたのか、と言えば、『生命の実相』神道篇の内容については、注目を集めているにも拘らず、この『古事記と現代の預言』は、入手が難しいこともあって、ネット上でもこの本についての正確な文章が少ないからです。

今回、私は、住吉大神のお導きがあったのか、大聖師の伝説のご著書『古事記と現代の預言』を入手する機会に恵まれました。

日本国実相顕現の御教えを理解する上での重要な経典であるこの本を読んだ感想を、これから書かせていただきたいと思っております。


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『古事記と現代の預言』は、序文「神話というものについて」から始まります。

そこには、次のように記されています。(註:『古事記と現代の預言』は旧字体で記されており、又、総ルビであるが、ブログにおいてすべての漢字を旧字体で記し、且つ、その発音までをも記すのは困難であるため、文意に支障がない場合は「新字体・ルビなし」で引用されていただくものとする。)

 日本の建国は神話から始まる。建国記念日を二月十一日に制定するときに、神武天皇建国が二月十一日であるということは神話に過ぎないのであるからとて、社会党や進歩的文化人から反論せられたのであるけれども、日本の建国が神話から始まるところに日本の建国がなお一層尊貴なものであることを唯物論者たちには理解できないのであったのだ。

この文章だけを読まれると、どうして紀元節(建国記念の日)が2月11日なのか、今ではご存じない方も多いと思われますので、若干の解説をさせていただきます。

神武天皇(日本の初代天皇)による建国、より正確には「肇国(ちょうこく)」というのですが、これの具体的な年月日は、『古事記』には記されておりません。

一方、『日本書紀』には辛酉の年の「正月朔」即ち「1月1日」に建国された、と書かれてあります。当時は、陰陽暦という暦を使っていましたので、それを今の暦に直すと、紀元前660年の2月11日、ということになります。

しかし、古代においては、「辛酉の年には、革命が起きやすい」という説があり、その、まさに「辛酉」の年の、しかも、「1月1日」に「日本が建国された!」というのですから、如何にも「怪しいぞ!」という風に、歴史学界からは指摘されていたわけです。

まぁ、確かに、丁度ピッタシ、1月1日、一年の始まりに建国された、とは、偶然とは思えない話です。

ただ、それを言い出すと、「イエス・キリストがクリスマスに産まれた」とは、『聖書』のどこにも書かれていないわけです。クリスマスも、ミトラス教という宗教の冬至を祝う祭りが元になっていた、と言われています。

だからといって、「イエス・キリストが本当にクリスマスに産まれたのか、どうかは、極めて怪しい!だから、クリスマスを祝うな!」と言われても、多くの人は納得しないでしょう。

同様に、「神武天皇による建国が本当に今でいう2月11日(当時の暦では1月1日)なのか、どうかは、極めて怪しい!だから、建国記念の日は廃止しろ!」というのも、おかしな話なのです。

そういうことも踏まえると、「日本の建国が神話から始まるところに日本の建国がなお一層尊貴なものであることを唯物論者たちには理解できない」という、雅春先生の言葉の意味も、理解しやすいのではないでしょうか?

「神話」を否定する唯物論的な考えでは、「クリスマスも、建国記念の日も、歴史学的な根拠がないではないか!」ということになってしまいますが、私達は、「神話」を通して、現象の歴史というものを超越した「一層尊貴なもの」を、本能的に理解しようとしているのです。


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ところで、「神話」というものが何なのか、ということについて、生長の家の信徒の方なら何となくはご存知だと思いますが、『古事記と現代の預言』においては、雅春先生による説明も、ちゃんと記されていますので、引用します。

 神話は虚構のものであり、架空の物語であるとして唯物論者は排斥するけれども、一切のものは神話によって始まるのである。”東京タワー”も神話によって始まったし、三十六階の霞が関ビルも神話によって始まったのである。神話は「いまだ現実にあらわれていないものを心の中に想像し、心の中に描かれたるもの」のことである。〝東京タワー"もはじめからあんな現実的造形物が存在したのではないのであって、建築設計家の心の中に、想像力によって描かれたもの即ち神話であったのだ。

そして、物事の根本は「コトバ」(神話)であって、物質ではない、ということを、日本人の古来からの考え方に即して解説されています。

 日本的思惟に従うならば、日本人は「存在」の根元を神より発したものとしてこれを捉える。日本人には、「存在」はコト(事)であり、神はミコトであり、ミコトとは御言(みこと)であり、゛言事不二(ごんじふじ)"であり、みことを漢字にて表現するのに「命」(いのち)なる文字をもってする。存在の根本生命であるものは〝コトバ"であることを直感的に知っていたのが日本民族なのである。

ここで、「言事不二」という言葉が出てきました。恥ずかしながら、私は浅学にも、この「言事不二」という言葉、これまで見たことはありましたが、どういう意味かを知らず、今回、『古事記と現代の預言』を読ませていただくまで、「ごんじふじ」と発音することさえ、知りませんでした。(さらに、私の使用するPCで「ごんじふじ」と打っても「言事不二」とは、出てこないのです!)

と、いうわけで、辞書を引いてい見たのですが、私がいつも使っている二種類の辞書(文庫型?ですが・・・)には、この言葉は載っていませんでした。

そこで、インターネット上で検索してみますと、ヒットしたのは、ほとんどが匿名ブログや匿名掲示板の記事であり、しかも、「言事不二」という言葉の意味について、解説した記事はなかなか見当たりません。どうも、私だけでなく、多くの日本人が、この「言事不二」という言葉の意味を忘れてしまったようなのです。

そうした中見つかった、数少ない「例外」が、四宮正貴先生のブログ記事でした。

四宮先生は、生長の家の活動において、私とは立場が違う方なのですが、四宮先生の文章は立場を超えて勉強になるものが多く、私もよく四宮先生の御文章を読ませていただいております。

その、四宮先生のブログには、こう書かれてありました。

わが国には、「言事不二」といふ言葉がある。「言葉と事実と一致する、言葉と事実は二つではない一つである」「存在は言葉である」「言葉に出したことは実現する」といふ意味である。

豊田國夫氏は、「古代日本人は、言葉に内在する言語精霊が、その霊妙な力によって人の幸不幸をも左右すると考えていた。…彼ら古代人にとって、言葉は、現代のある種の人々が主張するような、単なる媒介、符号物ではなく、もっと人間や事物と切実な関係をもった、生きたものとして感じていたのではなかったか。つまり彼らにとって、言葉は事物と一体をなすものであった」と論じ、柿本人麻呂の歌の表記で、「事」が「言」を意味する歌、「言」が「事」を意味する歌を数多くあげ、混用例が半数であることを指摘した。さらに豊田氏は、「人麻呂の『事表記』の背景的地盤が推測されよう。すなわち混用例半数であるということは、言葉と事柄・事物の融即観において、その密着性が強いということの一つの現象ではなかろうか」(『日本人の言霊思想』)と論じてゐる。

萬象・萬物は言葉=神によって成ってゐる即ち言葉が事物の本質であるといふことを古代日本人は直覚してゐた。言霊の力は、天地をも動かすのであるから、「言霊の幸はふ」とは、言葉を唱へると言葉が持ってゐる霊力が動き出し、言葉通りの結果が表れてくるといふことである。日本民族は、理論・理屈としてではなく、言葉の力を大いさ、言葉が事物の本質であるといふことを生活の実感として知ってゐたのである。

(四宮政治文化研究所「日本人の言霊信仰について」より)

「言葉と事実は二つではない、一つである」――これが、「言事不二」という言葉の意味だということだそうです。

そして、その背後には、

「万象・万物は言葉=神によってなっている」

「言葉が事物の本質である」

という、非常に深い意味が込められているわけです。

今の生長の家が説く、日時計主義の考え方、その根本を、既に古代日本人は「言事不二」という考えの中に込めていたわけですね。


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日野智貴の5つの誓い

一、全ての人間を神の子として祝福礼拝し、縁ある皆様に法愛の精神で接して周囲を和顔愛語讃嘆で満たします。

二、「尊皇愛国・自然共生・生命尊重」を一体のものとして把握し、現代社会の喫緊の課題である地球環境問題に取り組みます。

三、生長の家総裁に中心帰一して人類光明化運動・国際平和信仰運動を通した日本国実相顕現に邁進します。

四、若者・学生・生徒・労働者・胎児・障碍者・薬害被害者の「いのち」と「権利」を断固擁護します。

五、学問的方法によって真実の歴史を明らかにし、我が国の本当の歴史を復興させて次世代へ伝えていきます。


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古事記と現代の預言」カテゴリの記事

コメント


 さて、この日野氏の論ですが、なかなか良いと思います。時間が出来たんで精読してみたのですが、素晴らしいですよ。

 ただ、一個所だけ、当方から物申したい部分があるんですが、それは、

○ 『生命の実相』神道篇の「一部、抜き出し」を「聖典」として崇めるなど、以ての外です。


 の箇所になります。

 当方の感想ですがココに関しては、「いやいや本流派よ、もっとその箇所を、聖典としてあがめなさい」ってものになるんですが、意味を説明します。

 ・・・・・・・・これは日野氏への反論などではなく、むしろ、日野氏への材料提供になるんですが「本流派」は・・・自ら出版した本の、以下の箇所を「完全無視」しているんです。そしてそれが、「もっと聖典としてあがめなさい」と申した当方主張の真意になるんですが、こういう御文章があるんですよね。読んでみましょう。

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 吾等は新日本の前途に就いて毫(ごう)も不安を感じることは要らないのであります。若し憂慮すべしとするならば、三界は唯心所現でありますから、この新日本の実相を信じないで、我国の前途に就て、不安憂慮の声を洩らし、国民の意気を沮喪(そそう)せしめ、国論の団結を破壊してしまう種類の人であって、かかる人は『憂国の人』のように見えましょうとも国民の一致団結を破り、日本の実相の顕現の日を遅らせる働をする人ですから注意せねばなりません。

『古事記と日本国の世界的使命』159頁より謹写――

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 いや、ホント、本流派。「もっと聖典とあがめなさい」よ。

 「たいへんだっ!シナが攻めて来る!」や「日本が赤化するっ!」なんて云う、その、我国の前途に就ての不安憂慮の声なんですが、禁止行為です。雅春先生曰く、そんな風な声のデカイ人々は「憂国の人のように見えましょうとも国民の一致団結を破り、日本の実相の顕現の日を遅らせる働をする人ですから注意せねばなりません」だ、そうですから(笑)

 と、云うことでこれが、当方主張の根拠です。日野氏は以ての外、だそうですが当方は本流派に向けて、こう、主張したい。それは・・・・・・・

 ・・・・「自分達が出版した本、キチンと精読しなさい」

 と。そしてこの、日野氏の論ですが、なかなか良いと思います。時間が出来たんで精読してみたのですが、素晴らしいですよ。続編に期待してます。



日野智貴様

ありがとうございます。

コメントをトキ掲示板に書こうかと思いましたが、こちらのブログにお邪魔することにしました。ご迷惑だったら、退散しますので、遠慮なくお知らせ下さい。

『古事記と現代の預言』を読む。すばらしい試みですね。丁寧に解釈されています。「言事不二」を読んで、「大和は言挙げせぬ国」という言葉を思い出しました。「言挙げせぬ」というのは、「言葉で語らない」という意味と、「言葉が事から挙がらない」即ち「事実をありのままに語る」、という意味があるそうです。

誉めた後で批評するのは申し訳ないのですが、解釈に入る前の文章について私の感想をいくつか書かせていただきます。

大日本神国観の解釈について

>>『大日本神国観』という聖経では、天皇陛下よりも先に大自然への感謝の言葉があります。自然との共生なくして、日本国の実相顕現は、決して、ありえないのです。

 YOUTUBEの「自然との共生と日本国実相顕現」も見せていただきました。自然との共生が大切という趣旨に私は賛同していますが、「天皇陛下よりも先に大自然への感謝の言葉がある」から「自然との共生なくして、日本国の実相顕現は、決して、ありえない」との表現は、天皇陛下と大自然をわざわざ隔ててしまうような、不自然な感じを覚えます。天皇陛下はハゼの研究、皇太子殿下は水の研究、秋篠宮殿下はナマズの研究をされていますし、妃殿下方も自然を大切にする内容の絵本を出版されています。皇居には、東京都で絶滅した植物も残されていると聞いています。天皇陛下と皇室の方々は、自然との共生を、そのまま体現されているのではないでしょうか。

また、「天よありがとう、地よありがとう....」は、「実相世界」の「天・地・火・水.....」のことですが、実相世界には、時間も空間もないのですから、先も後もない、あえて言えば、大日本神国観の言葉どおりに、すべてが渾然一体となって、地上に反映し実現するのだと思います。

従って、実相世界の「天・地....」が、「天皇陛下より先」に書かれていることは、環境問題を絶対視する理由にはならないように思います。あえて言えば、大日本神国観全体が述べている実相世界において、大自然と天皇陛下と宇宙が渾然一体になっているから、自然も大切ということは言えると思います。それは日本古来の自然観でもあります。

生長の家の環境問題への取り組みについて

 私は、生長の家の地球環境問題についてよい取り組みもたくさんありますが、「CO2による地球温暖化」を強調して「恐怖」を運動の推進力にした点だけは間違いだと思っています。CO2による地球温暖化は多くの学者が疑義をとなえていますが、その議論が生長の家内部で十分になされていません。総裁も「CO2による地球温暖化」を本当には信じていらっしゃるのか疑わしいとも思えます。でも、脱原発、生命倫理の各問題の啓発活動は必要だし、よいことだと思っています。

絶版(再版未定)聖典について

『古事記と現代の預言』を再版しないことに私は疑問を感じています。問題個所があるなら、その個所を明らかにして注釈つきで出版すればよい、古い本を再版するときによくあるように本の冒頭に断り書きをつける形をとればよいのにと思っています。総裁が、講師には使うなといっておられるのに、ご自身が絶版本を使ってお話しされることにも矛盾を感じます。

再版未定聖典を熟読すれば、本流派の言っていることが部分の勝手な解釈であることが、信徒の皆さんにもより鮮明に解るのに、自ら重要な武器、真理の剣を封じてしまっていることがとても残念です。

アマゾンで『古事記と現代の預言』が高値で販売されているのは、欲しい人が多いからではないでしょうか。再版していただければありがたいのにと思っています。

なお、「自然との共生と日本国実相顕現」の憲法についてのご意見を、興味深く聴かせていただきました。私も自民党の改正案はネットで見たのですが大いに問題ありだと思い、この案なら改正しない方がましだと思いました。日本国憲法が占領下で制定されたという歴史から見ても、大日本国憲法の復元改正の方が筋が通っていると思います。

前文についていろいろと意見を書きましたが、『古事記と現代の預言』を読むの続編を期待しています。ありがとうございます。

訊け 様

tapir 様

 コメントありがとうございます。

 訊け様が『古事記と日本国の世界的使命』を、きちんと読まれていることは、敬服に値します。

 まさに仰る通りで、雅春先生の真意は、決して、侵略思想の肯定などではないのですが、残念なことに、「雅春先生に学ぶ」と言っている方の中に、雅春先生の真意を理解するだけの読解力を持たない方がおられます。

 もっとも、この部分については、教団の人間でも、どれだけ雅春先生の真意を把握できるのか、というと、心もとない面はあります。現象の大聖師は誤りも犯しましたが、雅春先生は現象の自称を通して実相を説かれていたわけで、それは、現象での誤りを超える大聖師の素晴らしいところであろうと思います。


 tapir様の御文章、ありがとうございます。これからもどんどんコメントしてください。

>YOUTUBEの「自然との共生と日本国実相顕現」も見せていただきました。自然との共生が大切という趣旨に私は賛同していますが、「天皇陛下よりも先に大自然への感謝の言葉がある」から「自然との共生なくして、日本国の実相顕現は、決して、ありえない」との表現は、天皇陛下と大自然をわざわざ隔ててしまうような、不自然な感じを覚えます。天皇陛下はハゼの研究、皇太子殿下は水の研究、秋篠宮殿下はナマズの研究をされていますし、妃殿下方も自然を大切にする内容の絵本を出版されています。皇居には、東京都で絶滅した植物も残されていると聞いています。天皇陛下と皇室の方々は、自然との共生を、そのまま体現されているのではないでしょうか。<

 私に足りない視点を補ってくださって、本当に有難いです。そのことも、いずれブログに書かせていただきたいと思います。

>また、「天よありがとう、地よありがとう....」は、「実相世界」の「天・地・火・水.....」のことですが、実相世界には、時間も空間もないのですから、先も後もない、あえて言えば、大日本神国観の言葉どおりに、すべてが渾然一体となって、地上に反映し実現するのだと思います。<

 仰る通りですね。私も、大熊良樹先生に「実相現象渾然一体」の話を教えていただき感動した覚えがありますが、これは大変に深い真理ですので、今の私にはその話をネット上で正確に公にするだけの力量が足りないと判断し、見送らせていただきました。

>私は、生長の家の地球環境問題についてよい取り組みもたくさんありますが、「CO2による地球温暖化」を強調して「恐怖」を運動の推進力にした点だけは間違いだと思っています。CO2による地球温暖化は多くの学者が疑義をとなえていますが、その議論が生長の家内部で十分になされていません。総裁も「CO2による地球温暖化」を本当には信じていらっしゃるのか疑わしいとも思えます。でも、脱原発、生命倫理の各問題の啓発活動は必要だし、よいことだと思っています。<

 動画でも言いましたように、温暖化の原因は二酸化炭素だけでは、ありません。この問題の核心は、唯物論文明を人類が過剰に推進したことにより、気候変動や自然破壊を招いたことにあります。だからこそ、唯物論に変わる唯神実相の価値観を持つ生長の家が、率先して環境問題に取り組むことは、意味のあることだと思います。

>『古事記と現代の預言』を再版しないことに私は疑問を感じています。問題個所があるなら、その個所を明らかにして注釈つきで出版すればよい、古い本を再版するときによくあるように本の冒頭に断り書きをつける形をとればよいのにと思っています。総裁が、講師には使うなといっておられるのに、ご自身が絶版本を使ってお話しされることにも矛盾を感じます。<

 この問題について、ですが、私が総裁であっても、講師には使用禁止を命じたと思います。残念ながら、今の教団の講師の中には、明らかに「組織の血液」にふさわしくない方がいます。その点を考慮していただきたいと思います。

>再版未定聖典を熟読すれば、本流派の言っていることが部分の勝手な解釈であることが、信徒の皆さんにもより鮮明に解るのに、自ら重要な武器、真理の剣を封じてしまっていることがとても残念です。<

 そういう面もあると思います。私もその思いから今回のブログ記事を書かせていただきましたが、総裁先生の判断にも一理はある、という事です。

>アマゾンで『古事記と現代の預言』が高値で販売されているのは、欲しい人が多いからではないでしょうか。再版していただければありがたいのにと思っています。<

 感情的には同感ですが、総裁先生の考えも根拠がない物ではないと思いますので、時機を待ちたいと思います。

>なお、「自然との共生と日本国実相顕現」の憲法についてのご意見を、興味深く聴かせていただきました。私も自民党の改正案はネットで見たのですが大いに問題ありだと思い、この案なら改正しない方がましだと思いました。日本国憲法が占領下で制定されたという歴史から見ても、大日本国憲法の復元改正の方が筋が通っていると思います。<

 賛同していただき、ありがとうございます。

 なお、憲法論議においては、「占領下で制定されたから無効」というのは、形式面を重視する法学界では論拠が弱くなるため、動画では手続き面をより重視して述べさせていただきました。

日野智貴様

私のコメントに、丁寧に、誠実にお答えいただき、ありがとうございました。大日本国憲法復元改正について、日野さんは、深く学んでいらっしゃるのですね。いろいろと教えていただきたいです。

先ほど、トキ掲示板(挨拶版)に、日野さんのfacebookからの文章が転載されているのを読ませていただきました。

「今日の新聞の一面を見てみて下さい。怖ろしいことを安倍政権が決定しました!」です。

要点がとてもよくまとまっていて、胸のすく思いがいたしました。

日野さんのお考えに、心より賛同いたします。

tapir様
 
 賛同していただき、ありがとうございます。

 求道者様が転載してくださったことにも感謝しております。

 ご皇室の問題については、今月の16日と17日にもブログを更新する予定であります。

 早稀さんの記事を特集していただきたいというご要望を受けたこともあり(笑)、一週間以上後のことになりますが、お読みいただければ、光栄です。

 尚、トキ掲示板の投稿は、時間があれば閲覧させていただいておりますが、基本的にそのような掲示板を閲覧するのは望ましくない、と青年会では非公式に言われておりますので、私による掲示板への投稿やコメントは控えさせていただきます。

 今後も、このブログのコメント欄に感想を頂ければ、幸いです。

日野智貴様

ありがとうございます。

16日、17日のご皇室のブログ、楽しみにしております。

トキ掲示板のことも、了解いたしました。

特措法について、トキ掲示板(4.挨拶版)で、求道者さんから、
『国会で多数派を握った政府が気に入らない天皇を「特措法」で廃位にすることも可能』

について「本当なのか」とのご質問があり、日野さんだったらどのように答えるのだろうと思いつつ、私の知っている範囲で、「ゴーセン道場」を参照しながら答えました(2454)が、16,17日のブログで、その点も解説していただけたら、うれしく思います。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。


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