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2016年9月19日 (月)

憲法論議の出発点


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「『大日本帝国憲法』の改正によって『日本国憲法』が成立した」というのは、間違い。

それは、私だけが言っているのではなくて、憲法学界の定説でもある。皆さんが、教科書で習った憲法論はデタラメです。

その証拠に、貴方は学校で「八月革命説」を習いましたか??

「八月革命説」というは、簡単に言うと『日本国憲法』は「革命」によって成立したとする説で、それが、今の憲法学界の定説です。

なのに、『日本国憲法』が『大日本帝国憲法』の正統な後継者であるかのようなことを言っている人たちが、一部にはいる訳です。その言う人たちは、専門家の間ではほんの一部であり、高校の教科書もよく読むと、遠回しに八月革命説的なことを書いています。

しかし、政府にも面子があるので、「『日本国憲法』が『大日本帝国憲法』の正統な後継憲法だ!」というデマが広がるのを――法務官僚などは全く信じていない話ですが――放置しています。

これが、憲法論議の出発点、です。

『日本国憲法』が、『大日本帝国憲法』の改正としては無効である、というのは、ほとんどの学者が認めるていることであり、では、なぜ、『日本国憲法』が有効なのか、ということを説明するために編み出されたのが、八月革命説なのです。

なので、憲法論議は、まず、この八月革命説の是非から、出発する必要があります。

『日本国憲法』が『大日本帝国憲法』の後継憲法である、という幻想は捨てましょう。


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