百万人の赤ちゃんの生命を救おう！: 日野の一応公式ブログ

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いのちを守る親の会の機関誌『季刊よろこび』が先日、届きました。

大熊良樹先生は優生思想に反対し、堕胎防止の救命活動と啓蒙活動に尽力されています。

これは、生長の家の御教えに合致する生き方でもあります。

今年の5月の生長の家大阪教区の講習会では、谷口雅宣先生が『日本会議の研究』を紹介されたことばかりが注目されていますが、堕胎に関する発言もされていたことはあまり知られていません。

この講習会については、間違った情報ばかりが流れています。私はこの時に総裁先生の講話を最前列から二列目の席で聴いていたので、総裁先生が実際にはどのような講話をされたのか、比較的正確に言うことができます。

この中で、生長の家が政治活動をやめた理由として、『優生保護法』の廃止に自民党が動かなかったことがある、と雅宣先生は言われました。

当時の日本では、『優生保護法』により堕胎が推奨され、優生的理由での堕胎（障碍者に対する強制堕胎・強制断種）や経済的理由での堕胎が数百万単位で行われていました。

それに反対したのが生長の家です。

しかし、自民党は生長の家やカトリック教会が集めた700万人以上の署名を握りつぶし、『優生保護法』の廃止にはほとんど動きませんでした。それが、生長の家政治連合活動停止の原因です。

「しかし、生長の家が政治の場に出ると、医師会がいます。医師会は堕胎を利権にしている、そして自民党は生長の家と医師会の両方の意見を聞くわけですね。その結果、どうなったか？『生長の家さんの言い分はわかりました、経済的理由での堕胎は禁止しましょう、その代わり、精神的理由での堕胎を認めてくださいね』と、こういう話になったわけです。そんなこと、生長の家としては吞めるはずがない。」

という旨のことを、総裁先生が熱く語られていたのが象徴的でした。

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総裁先生もブログ等で堕胎に否定的なことをいわれていますし、その他の生命倫理問題についても積極的な発言はされていますが、中々世の中の考えは変わりません。

大聖師・谷口雅春先生は政治活動の最優先目標を『優生保護法』の廃止にしていました。生長の家自体はいまでは政治活動はしていませんが、信徒が政治に携わる機会があれば、進んで堕胎の問題に取り組むべきでしょう。

大熊良樹先生は、政治家ではありませんが、社会教育家として大聖師の遺志を引き継がれています。

かなり赤ちゃんの命が、大熊先生の手によって救われています。

そして、この機関誌にもありますが、体内記憶をテーマにした日本最初の絵本が、発売されています。

京都光栄社出版の『うまれるってうれしいなぁ』という絵本、これは素晴らしい本です。

「守る会」において、これを各地の学校に寄贈する「良書寄贈運動」を行おう、という話も出てきました。

いのちを守る親の会は、超宗派・超党派の運動です。

皆様にも、ぜひ、入会していただきたいと思います。

入会案内はこちらを。