中国共産党系メディアが安倍首相称賛!その背景には第二次朝鮮事変の足音が・・・
どういう風の吹き回しか、中国共産党系のメディアが安倍首相を評価しだした。
言うまでもなく、安倍首相が施政方針演説で中国に金をバラまくことを示唆したからだ。
まさか、原発推進の国同士仲良くしようという訳ではあるまい。
もしも安倍が中国訪問土産にパンダでも連れて帰ってこようものなら「チベットと動物の苦しみを知れ!」と抗議活動を行う予定なので、よろしくお願いします。
2018.1.23 16:03
中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は23日、安倍晋三首相の22日の施政方針演説について「中国との協力を強調した」と1面トップで報じた。社説では「安倍政権の関係改善への望みは本物だ」と評価し、習近平指導部の対日関係に前向きな姿勢を反映したとみられる。
演説内容に関し、首相が日中首脳の相互訪問実現に期待を示したとした上で「『中国と協力して、増大するアジアのインフラ需要に応える』と述べた」と紹介。「昨年は具体的な協力に触れず、中国に関係する部分も今年ほど長くなかった」と分析した。
社説は、日本が中国の発展を受け入れる一方、中国も19世紀末から日本に侮辱されてきたという民族心理を改める必要があると指摘。「この難関を乗り越えれば、中日に利害の衝突はなくなり、完全に未来のパートナーになれる」と強調した。(共同)
噓から出た実、という話もある。これで本当に日中友好ができるのであれば、私も安倍と習を称えよう。
もっとも、日中仲良く「パンダ外交」に「原発外交」をやるというのならば赦せないが。
さて、安倍首相は日中首脳の相互訪問に前向きであり、それに対して中国側も好意的らしい。
どうして日中両国が再接近しているのだろうか?
それを考える前に、補助線として一人の人物を思い出していただきたい。
皆様はこの写真の人物を覚えているだろうか?
彼は薄熙来。かつて大連市の市長として大連の経済発展に尽力、一時期は中国の国家主席候補とも言われたが中国共産党重慶市書記に左遷、その後国策捜査により冤罪で失脚し今は終身刑で服役中だ。
薄熙来は重慶市書記時代に反日デモを抑えていたことも知られ、中国の有力政治家では数少ない親日派だった。大連の経済発展にも薄熙来の日本人脈の力がある。
では、この薄熙来と今の安倍政権の中国外交にどう関係があるのか?
以下は私の推測である。
この時期の日中接近の背景には絶対に第二次朝鮮事変が近いことがあるはずだ。
数年前、「平壌政府」の支配区域でレアメタルが眠っている、という報道が流れたことがある。
実は日本は戦前から朝鮮半島北部にレアメタルがあることは把握していたらしい。ただ当時は今ほどレアメタルは重要とされていなかったわけだが、今の時代はレアメタルはもはや「生活必需品」となりつつある。
アメリカはレアメタルを狙っている。トランプ政権が突如として朝鮮半島に目を付けたのもレアメタル目当てだ。
そして中国もレアメタルを狙っている。
私の推測では既に中国は第二次朝鮮事変の開戦に事実上合意している。満洲に朝鮮事変で発生する難民に備え、50万人収容可能の難民キャンプができているという情報も入ってきている。
日中米の三国の間で朝鮮半島北部のレアメタル分配について既に話が進んでいるのではないだろうか?
さて、中国では第二次朝鮮事変について不安要素がある。中国の東北地方の軍部は親日派の薄熙来の影響力が強い。
そこで中国政府は東北軍区の解体等の政策を実行に移してきた。
さらに異常なほどの薄熙来粛清も行っている。
平成29年(西暦2017年、皇暦2677年)2月には重慶同様、大連でも薄熙来思想の徹底排除を行うべきであるという指示が出たらしい。
それを受けて大連市議会は徹夜で薄熙来の思想の害悪を排除し、習近平の思想を学び、それを市民に伝えていくことにしたそうだ。
大連市と言っても日本の政令指定都市のようなものと思ってはならない。戦前の関東州よりも今の大連市の方が広いのだから、大日本帝国の関東都督府を連想した方が良い。
人口だけを見ても600万人を超えている。兵庫県や北海道よりも多い人数なのだ。
そこで「薄熙来思想排除」を徹夜で行うというのだから穏やかではない。中国政府は明らかに薄熙来の影に怯えている。
薄熙来は終身刑判決が下ったが、病気治療を理由に刑務所を一時的に出ているらしい。もし薄熙来が刑務所で病死したところで、今の中国人は毒殺だと判断する。中国政府としても薄熙来に今死なれては困る。
だが、薄熙来ならば病院の中から政府転覆運動でもやりかねない。だいたい重慶だって元々は彼の左遷先だったのに一時期は中央政府を脅かすほどの勢力になった。
だから習近平は徹底的に薄熙来に繋がる人間を粛清しているのである。第二次朝鮮事変の不安要素の芽は徹底的に摘み取る。これが中国の政治家の思考である。
習近平が恐れるのは第二次朝鮮事変の混乱に乗じて満洲の薄熙来一派が動き出すことだ。それを防止するために満洲の朝鮮族の懐柔も進めている。50万人収容可能な難民キャンプを作っているのもその一環だ。
私はこれまで第二次朝鮮事変は東京オリンピックの後ぐらいだろうと思っていた。今もその可能性が一番高いと思う。
だが、もしかしたら今年から来年に第二次朝鮮事変が起きるかもしれない。中国側の準備は予想以上に進んでいる。
今後の情勢から目を離せない。
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