今日から断食をします: 日野の一応公式ブログ

　まるで「断食をするのが始めて」みたいな書き方ですが、これまでも断食を何度かはしています。

　今日改めて断食をしようと思ったのは、春休みという人生の転機に心身共に健康な状態に保つ必要がある、と思ったからです。

　昨日は生長の家青年会兵庫教区委員会の会議に出席させていただきました。委員会終了後、生長の家青年会全国大会のチラシの発送作業をしていたのですが、その作業中に調子に乗って谷口雅春先生・谷口清超先生・谷口雅宣先生の三人のお写真の下で記念撮影をしました。

　そして、それを堂々とFacebookに投稿したのですが、改めて見て見るとかなり人相と言うか、雰囲気が悪くなっていました。

　容姿に自信のない私ですが、それでもかつての自分というか、以前ファスティングに挑戦した後の自分の容姿の方が、人相も雰囲気も良いということが明白だったのです。

　人相や雰囲気というのは、実際には自分の心の在り方がかなり反映されます。人相は生まれつきだと私も思っていましたが、確かに過去世からのカルマによって今世では整形でもしない限り変えがたい部分もあるものの――私はいくら容姿に自信がないとはいえ、整形には事故でも起きない限り絶対に手を出しませんが――今世での努力によって変わる部分も少なくない、と最近は気付いています。

　人相というのは、祝福礼拝を徹底していると自然に良くなるものです。美人に愛想のよい人が多いのも、美人には男性も女性も周囲に寄ってきますが、そういう有象無象に社交辞令にせよ愛想よく接していることで自然に雰囲気が良くなり、美形を保てているというのもあるでしょう。

　芸能人が年をとっても一般人よりも容姿の衰えが遅いのも、メイクの技術等もあるでしょうが、職業柄ファン等に和顔愛語讃嘆で接しているというのもあると思います。

　何かの本で「愛する対象があれば老けない」とか言うのを聞いたことがある気がしますが、それも同様のことを言っているのでしょう。私の母は愛情の塊みたいな存在ですので、全く老けません。

　ただ、やはり食生活も大切な要素です。母も菜食主義者でしかも少食です。

　私もそのつもりでいましたが、どうも最近、食事の量が増えているようです。友達と会食をする際に、調子に乗って沢山注文したためか、再び太ってしまっています。

　美貫（ヴィーガン）でも太っている人はいますが、痩せすぎて困る人も世の中にはいるものの、私は太ると人相が悪くなるタイプのようですので、これは断食して痩せた方がよさそうです。

　また、私はスピリチュアル系の人間でもあるのですが、お腹の中にモノがある時とないときとでは、同じ祈りでも違いがあるのです。無論、生長の家の神想観は食後にしても意味はあるのですが、谷口雅春先生も「『生命の実相』の文章の多くは朝起きて朝ご飯をまだ食べる前に書いたのである」という旨のことを記されていますし、やはり食べ過ぎていると天界からのインスピレーションにも差が出てくるようです。

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　なお、私は断食をするからと言って、別に苦行をするわけではありません。

　「苦行は悟りの因に非ず」と言いますが、断食は別に苦行ではないのです。

　これは、菜食や純潔に似たものがあります。左翼に言わせると菜食も純潔も禁欲生活だそうで、最近はネトウヨもそう言うことを言っていますが――ネトウヨというのは、感性は左翼です――実際に美貫を実践されている方や貞操を守っている方に「貴方は禁欲主義者ですか？」と聞くと、9割以上の確率で「いや、違います。」と言われるでしょう。

　世の中には「欲望＝本能」と解釈している人が多いのですが、それは違います。

　「本能」という言葉にも色々な解釈があり、今の学界ではあまりこの言葉を使わないのですが、ここでは南出喜久治先生の使っている定義を踏まえて「大脳新皮質を経由しない（無意識の）思考・感情」と定義しましょう。

　人間の意識の多くは大脳新皮質の部分で思考されます。これが、俗にいう「理性」とか「知能」というものです。

　ところが、食欲や性欲、睡眠欲といった欲望は理性的に一々思考して出来る欲望ではありません。例えば、「今の私の体は栄養が足らないから、食べないといけない」と大脳新皮質で考えて空腹になるのではなく、食欲は視床下部（脳幹）の「摂食中枢」というところから無意識に出て来る感情です。

　ですから、食欲も性欲も睡眠欲も本能の働きであって知能の働きではないわけですが、それでは本能というのは欲望を満たすことしか考えていないのかというと、そういう訳ではないのです。

　睡眠欲を例にとって考えて見ると、私たちは確かに睡眠をとりたいという欲求もありますが、一方で体を動かしたいという欲求もあります。多くの人は「不眠不休で仕事に勉強に娯楽に打ち込めると、どんなに良いことか！」と思ったこともあるでしょう。

　深夜にカラオケブックスへフリータイムで入り、そこで寝ずに歌おうかそれとも眠ろうか、という葛藤を持った経験のある方もいるでしょうが、そう言う方は別に睡眠欲だけが本能であって、「寝ずに歌いたい」というのは大脳新皮質で理性的に考えた帰結である、という訳ではないはずです。

　かつてネット上で「不倫は本能」とか言う方がいましたが――そう言えば「不倫は文化」とか言う方もいましたね――もしも本当に性欲を満たすことが本能であれば、フリーセックスを言ったヒッピーがもっとスタンダードになっているはずですが、やはり人間には恋愛とか家族愛と云った愛情があり、そういう愛情によって貞操を守ろうと自ずから判断するわけです。

　それでは、愛情は理性なのか、と言うと愛情もやはり本能なのです。理性で恋愛をするという方がいればその顔を見てみたいものです。

　眠れない人間は「不眠症」として病気扱いされますが、それは本能が正常に機能していないからです。ヒッピーというのも、貞操を完全に否定してしまうような方は本能が壊れてしまっていると言うしかないでしょう。逆に、一部の聖職者は今でも生涯独身を貫いていますが、こちらは理性によって家族を持たない選択をしているのであって、本能ではありません。

　そうすると、食欲も同様のものであって、例えば「美味しいものを食べたい」というのも本能であれば「動物を殺したくない」というのも本能なのです。この、両方の欲求を人間は無意識にバランスを取っているのです。

　ただ、近年の工場畜産は後者の「動物を殺したくない」という本能を「屠殺の様子を隠す」という手段によって見事に封印してしまい、いわば「理性」によって「本能」が正常に機能しない状態をつくり出し、結果として肉食の異常な増大という結果をもたらしたのです。

　もっとも、これは近代に限ったことではなく、多かれ少なかれ古代から行われていたことです。屠殺を被差別民の仕事とする国は少なくありませんが、それは自分の「動物を殺したくない」という欲求を誤魔化しながら肉を食べるために、屠殺をあえて自分の知らないところで行わせる、そして屠殺の仕事はみんな本能的に拒否するから被差別民に行わせるという、あまりにも卑怯な発想で遂行された差別政策なのです。

　ですから、菜食も純潔も本能の命ずるままに行われていることであって、思想的・宗教的理由付けも当然あるでしょうが、理性だけで我慢を強いられている禁欲生活ではないわけです。

　それでは断食はどうかと言うと、私は今無性に断食をしたい気分になっています。これは、断食をした方が健全な心身を保てるということを本能が知っているからです。

　とは言え、現代社会は「食欲への誘惑」があまりにも多すぎるので、食欲を煽られ食べ過ぎている人が多すぎます。だから「断食をしたい」という本能を守るためには、理性（知能）によって断食できる環境を整える環境を整える必要があります。

　それが、このブログ記事です。「断食します！」と不特定多数に宣言すれば、今さら後には引けますまい。

　という訳で、とりあえず今日は断食をします。

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　　　　　　　＜目次＞
第一部　美貫主義と生命倫理問題
なぜ今ヴィーガニズムなのか (p.6)
反対派活動家は暗殺！家畜産業の闇と環境保護団体の欺瞞 (p.12)
家畜産業と多耐性菌――『日経サイエンス』の記事を読んで (p.15)
地球環境と生命倫理を考える (p.18)
　第一回　「神を演じる時代」に問われる“保守”の真価
　第二回　「保守」と「革新」の定義と違いについて
　第三回　生命軽視の原点「優生思想」の誕生
　第四回　現在も残る障碍者差別の危険思想「優生学」
　第五回　優生思想と人口削減論
　第六回　皇后陛下のメッセージと気候変動
　第七回　気候変動と食糧危機の最大の原因は家畜産業
気候変動・海洋汚染を招く生命軽視・経済優先の唯物論文明 (p.31)
ネズミとも共生した日本人の魂と玄米菜食 (p.39)
第二部　万教帰一の観点から美貫を論ず
『聖書』の解釈とヴィーガニズム (p.42)
『コーラン』は原罪無しの真理を説く (p.60)
わかりやすい苦行と難行道と易行道 (p.67)
日蓮聖人は「唯神実相・唯心所現・万教帰一」の真理を説かれた (p.80)
『法華経』とアニマルライツと「天皇国・日本」の実相顕現 (p.87)
イスラム教と浄土真宗の肉食について (p.96)
第三部　仏教の真髄と「天皇国・日本」の真義
真の「天皇国・日本」とは本仏釈迦の霊山浄土である (p.124)
真言密教と日蓮教学は「天皇国・日本」に帰一す (p.148)
聖徳太子と『法華義疏』の真実 (p.161)
　第一節　「遣隋使」は存在したのか
　第二節　俀国とは九州王朝である
　第三節　聖徳太子の前世と生い立ちの秘密
　第四節　『法華義疏』は聖徳太子の著作ではない
　第五節　「上宮法皇」とは何者なのか
　第六節　聖徳太子の薨御と太子信仰
第四部　自然の生存権か国民主権か
「自然と調和した新しい文明の構築」のための憲法 (p.219)
「自然の生存権」と帝国憲法の現存確認は表裏一体 (p.223)
「第48回衆議院選挙に対する生長の家の方針」について (p.226)
政府による堕胎放置は憲法違反である (p.231)
第五部　生命尊重の世界実現のために
生長の家が自民党と決別した本当の理由 (p.234)
動物を殺す者は人間を殺すことになる――狩猟が殺す人 (p.237)
肉食と植物食の根本的な違い――家畜産業は国際平和を乱す (p.239)
パンダはチベットの動物だ！「動物虐待・中共迎合」の動物館 (p.242)
中国の「クローン猿」と日本の「動物性集合胚」 (p.245)
鳥インフルや口蹄疫での殺処分は止めるべき (p.248)

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一、全ての人間を神の子として祝福礼拝し、縁ある皆様に法愛の精神で接して周囲を和顔愛語讃嘆で満たします。

二、「尊皇愛国・自然共生・生命尊重」を一体のものとして把握し、現代社会の喫緊の課題である地球環境問題に取り組みます。

三、生長の家総裁に中心帰一して人類光明化運動・国際平和信仰運動を通した日本国実相顕現に邁進します。

四、若者・学生・生徒・労働者・少数民族・胎児・障碍者・薬害被害者の「いのち」と「権利」を断固擁護します。

五、学問的方法によって真実の歴史を明らかにし、我が国の本当の歴史を復興させて次世代へ伝えていきます。

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生長の家西播単位青年会活動予定
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12日（金）　17:00～　生長の家龍野道場
19日（金）　17:00～　生長の家龍野道場
26日（金）　19:00～　生長の家西播単青事務局
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29日（水）　10:00～　生長の家大阪府教化部
5月　テーマ「自然の恵に感謝」
　肉食を控えよう　田中静壱大将
＜青年誌友会＞（※一部は龍野生命学園と合同）
3日（金）　10:00～　生長の家龍野道場
10日（金）　19:00～　生長の家西播単青事務局
17日（金）　19:00～　生長の家西播単青事務局
31日（金）　17:00～　生長の家龍野道場
6月　テーマ「両親や家族、先祖へ感謝」
　動物の命を大切に　光明皇后
＜青年誌友会＞（※一部は龍野生命学園と合同）
8日（土）　17:00～　生長の家龍野道場
14日（金）　19:00～　生長の家西播単青事務局
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7月　テーマ「祈ることの大切さ」
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＜青年誌友会＞（※一部は龍野生命学園と合同）
12日（金）　19:00～　生長の家西播単青事務局
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8月　テーマ「本当の自分に出会える」
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